Author: eguchi

ちがいを知る、ちがいを楽しむ♪

キッズクラス担当のなつきです。大好きな和菓子をリクエストした子どもたち、さくらもちには関東風と関西風の2種類があることを知ると「どちらも作ってみたい!」ということで、今回は“さくらもちを極めよう”の日になりました。道明寺粉を見た感想は、「あれ、お米みたい!」長命寺バージョンと道明寺バージョンの違いは“粉”と学ぶと、見た目の違いも納得です。作り方を知ると、食べるときにただ味わうだけでなく、作る過程を想像する楽しみもありますね♪食紅を“少しずつ”入れる理由も、そのコツも、自分たちで調べたので知っています。あんこを計量する、丸めるのも役割分担をしながら。ときには、こんなふうに助け合う場面も。 自分で実際にやりながら、工夫の仕方も学んでいきます。 薄く生地を焼く長命寺バージョンは、先生にコツを教わります。一瞬たりとも見逃すまいと、子どもたちもぐっと集中…! さぁ、自分で挑戦です!準備ができたら、生地ごとにあんを包んでいきます。 子どもたちはあっという間にコツをつかんで上達!大人顔負けの“さくらもちセット”が完成しました♪ 早速、お味見タイムです♪2種類のさくらもちの違いは…?「こっち(道明寺)は夏におすすめで、こっち(長命寺)は冬にいいかも!」なるほど、見た目の涼やかさと、もちもちした食感。二つを実際に作って食べ比べたからこその気づきです◎ とはいいつつ…「どっちもおいしい~!」あんこ好き男子にはどちらもたまらないようでした。今日はご家族分のおみやげも♪「早くみんなで食べたいな~」と、ほくほくの笑顔で帰路につきました。ご家族みんなで味わう時間が楽しみですね!

目の前のお鍋を見て

キッズクラス担当のなつきです。 春めいてきたなぁと思ったら、少し冬に逆戻りだったこの日。今回のメニューは、ちょっと肌寒い日にぴったりのグラタンでした♪包丁使いはもうお手のもの。見本と同じ厚さで、トントンといいリズムで切っていきます。みんな、おうちでもお料理しているからこその上達ですね! 〝お野菜をしんなりするまで炒める〟というレシピの一文を見て、 「しんなり」ってどういうことだろう…?と考えていた子どもたち。透明感が出て、少しやわらかくなった状態を見て、「こういうことかぁ…!」と納得の表情。一つひとつが生きた学びです。 〝お肉に火が通ったら小麦粉を入れる〟という段階では、「きっとあと1〜2分だね」と予想を立てていました。なかなかいい見立て! 料理をするとき、材料によって水分量も違えば、調理器具によって熱の伝わり方も違います。レシピ通りに作ればうまくいく、というわけではありません。子どもたちは、もうそのことを知っているのです。レシピに書いてある通りではなく、目の前のお鍋の中の状態を見て、予想できていました◎ 小麦粉を入れた後は、〝お鍋の底をこそげ落とすように〟先生に教わったことを意識しながら、焦げないように火加減を調整。なかなかの力仕事ですが、交代で頑張りました! 「そうそう、ヘラはそう持つとうまくいくよ」お姉さんたちにもヒントをもらいながら、新しいことにもどんどん挑戦します。「もうグラタンのにおいがする…!」はやくも、焼き上がりが待ち遠しいですね♪ 今回はもう一つ、デザートにフルーツ春巻きも作りました。「揚げるときに油がはねないように、ぴったり閉じるのが大事!」先生にポイントを教わると、忘れないように復唱しながら、丁寧に仕上げます。おうちで作るときも思い出せますね。 包みながら、 「おうちでは、なにを入れようかな〜」と想像を膨らませていました。 さぁ、お待ちかねのグラタンとフルーツ揚げ春巻きの完成です♪「美味しい〜!」とーっても、満足気な表情。きっとご家族も喜びますね♪

“失敗”じゃない!

キッズクラス担当のなつきです。 この日は、自分たちでメニューを考えて作る、男の子チームのレッスンでした。先月はチョコレートケーキを作ったので、「今月はおかず系がいい!」とリクエスト。メニューはハンバーグに決定です。まずはお買い物から。ただレシピ通りに作るだけではなく、料理に必要なことを総合的に学んでいきます。今日の学びは、「大根はどこが甘いのか」。子どもたちの予想は「下のほう」でしたが、その場で調べてみると「甘いのは葉に近いほう」。「じゃあこっちだね!」と上のほうを手に取りました。 ハンバーグ用の玉ねぎを炒めて、サラダの準備をして…と、調理は順調に進んでいたのですが、途中であるミスが発覚。 お肉がやわらかすぎて、まとまらないのです。実は、「玉ねぎの粗熱を取る」という工程がすっかり抜けてしまっていました。 でも大丈夫!今回は、先生にヒントをもらって、お肉を加えることでリカバリーしました。お料理は、大きな「失敗」になることはありません。考えて工夫することで、挽回することができるのです。 子どもたちも「よかった~」と一安心。「次に作るときは気をつけよう」と心に決めたようでした。「失敗は、次に活かせば“失敗”ではなくなる」これは、お料理だけでなく、様々なことにおいても言えることです。お料理を通じて、子どもたちは大事なことを学んでいます。 最後の仕上げは、レシピをしっかり確認しながら。ついに、おいしそうなハンバーグプレートが完成しました♪ ハンバーグをひとり2つずつ、あっという間にぺろりと平らげてしまった子どもたち。少しだけお裾分けをもらったお母さんたちも、「おいしい!」と大絶賛でした!