Author: eguchi

できあがりをイメージして

キッズクラス担当のなつきです。男の子クラスの今月のレシピは、〝ごはんもの〟。ビビンバとフライドポテトをつくりました。「ねぇ、ビビンバってなに?」一人の疑問から、みんなで調べてみることに。 「韓国料理なんだね」「へぇ、盛り付けはこうなるんだ!」「上にのせる〝ナムル〟ってどういう意味…?」完成図を見たり、さらに調べてみたり。イメージを深めてからお料理開始です。 お米を洗う前に、計量していると、「このお米って、何キログラムなの!?」「ほら、ここにあるよ!」「今日は〝うるち米〟だね。」 もち米も使った、先月のおはぎのレッスンがつながりました。気づいたものは、すべてが学びに。 見て学ぶ。 自分がやるときに向けて、イメージを膨らませます。 できるところは自分でも挑戦!コツを教わりつつ、試行錯誤をしながら自分のものにしていきます。 今日の発見は、ナイフの使い方。ぐーっと押してもうまく切れませんが、引いてみたら固いじゃがいももすーっと切れました。「押してだめなら引いてみよう♪」合言葉のように、繰り返していた子どもたち。集中しながら、ポイントを押さえていました。 味見も欠かしません。「うん、いい…!」と、思わず天を仰ぎます。「ほうれんそうっておいしいんだね!」「にんじん嫌いだったけど、これは好き〜!」組み合わせや味付け次第で、おいしさが増すことを実感した子どもたち。盛り付けをして、いよいよ完成です。 「いいこと考えちゃったよ♪」見つけてきたのは、軽量スプーン。なにか思いついたようです。 彩りも意識して、自分の食べたいものを好きなように。 軽量スプーンを水に濡らしてつけておいたくぼみは、ごはんのてっぺんに載せる卵黄のためのものでした!「ほらね♪」完成図をイメージしていたからこその工夫ができましたね◎ 納得の出来栄えに、大満足の子どもたち。来月はクリスマスに向けて、ケーキ作りになりそうです。 「少し変わったケーキがいいなぁ〜」早速、どんなケーキにするか調査していました。

素材のおいしさを知るシンプルなメニュー!

キッズクラス担当のなつきです。 今月は、子どもたちが「早く食べたい!」と口を揃えた、たらこスパゲティーと、ポテトサラダをつくります。 材料を切り揃えるのも、慣れたものです。 じゃがいもの皮むきは思ったより力が必要と気づいて、手を切らないように自然と集中していました。 じゃがいもの芽を取りのぞく理由を知って、早速自分でも挑戦。 「ここは、そのためにあるのね〜!」と納得の表情でした。 一つひとつの「どうして?」と経験が、学びになります。 火が通ったか、自分たちで確認も欠かしません。 色もかわって、やわらかさもばっちり♪ ここで、一度じゃがいもの味見をしたところ、 「え、おいしい…!!」 これだけで食べたい!という声が相次ぎました。 味付けは、素材のうまみを引き出すほんの少しの塩だけ。 素材のおいしさに気づくと、それだけでごちそうになりますね♪ 「このあとはなにをするの?」 お料理中もレシピで手順を確認しながら。 流れを頭に入れると、作業も捗ります◎ 塩をまぶして出た水気をギュッと絞って材料を合わせたら、味をみながら最後の整え。 胡椒を入れるか入れないか、 どちらも味見をしてみて、自分たちの「食べたい味」を決めていきます。 今回は「胡椒なし」に決まりました。 お待ちかねのたらこスパゲティーも! 大好きなたらこを取り出す作業のときは、言うまでもなく真剣です。 パスタを茹でる時間を確認して、いざ! かたさを確かめながら、これから作業する分も考慮して取り出します。 トングの持ち方も上手になりました◎ おいしさも、美しさも大事! 先生から盛りつけのレクチャーを受けて、自分でも挑戦。 ご家族におもてなしするときに役立ちますね♪ お好みで、のりをちぎったり、ハサミで切ったり。 自分で決めるということも、いまだからこそたくさん経験を積んでほしいことのひとつです。 ついに、完成しました! お母さんたちも絶賛のポテトサラダと、たらこたっぷりのたらこスパゲティー。 あっという間にペロリと完食。 「今度いっしょにつくろう!」とその場で約束するほど、お気に入りのレシピになったようです。

こだわりの一品

キッズクラス担当のなつきです。 自分たちで作るものを決めている男の子クラス。 今月は、今の季節にぴったりのおはぎと大学いもをセレクトしました。 おはぎに使うのは、もち米。 普段食べているうるち米と比べてみました。 「うるち米のほうが、透明感があるんだね」 よく観察すると、発見があります。 あんこをつくるときの「ゆでこぼす」とは…? 新たな学びも。 「炊くときは同量のお水だよね!」 なんとも頼もしい発言! 準備もどんどん進めます。 おはぎを包むきなこを、そのまま味見。 「豆まきの豆と同じ味がする…!」 パッケージ裏の表で原材料にも注目しました。 味わうたびに学びが深まりますね。 ここに、きび糖と少しの塩を加え、好みの甘さに調整。 なにごとも、最初から「ちょうどいい」はないですが、調整することで〝変えられる〟ことを子どもたちは知っています。 ごはんを撞くのははじめての子も多く、興味津々。 「撞かないとくっつかないのかな?」 「でもどうして半分だけ撞くの?」 「あ、全部ついちゃったらおもちと一緒かも…?」 ほかの料理も思い浮かべて比べながら、さまざまな疑問や考えが生まれていました。 先生の包み方をじっくり観察したら、自分たちでも挑戦です。 最初はうまくいかなくても、少しずつコツが掴めてきました。 大学いものカラメルは、砂糖が溶けるまで触らずにじっと我慢… 揚げたおいもに絡めていると、 「さっきはこんなにくっつかなかったのに…!」 冷めたときのとろみと、あたたかいときのさらさら感もつかめましたね。 美しさも大事。 おいしいものをおいしくみせる盛り付けにもとことんこだわって、自慢の一皿が完成しました♪ 試食が終わると来月の企画会議。 「来月はごはんものにしようよ!」 パソコンを囲み、早速レシピについてのアイディアを出しあっていました。