“失敗”じゃない!

“失敗”じゃない!

キッズクラス担当のなつきです。
この日は、自分たちでメニューを考えて作る、男の子チームのレッスンでした。
先月はチョコレートケーキを作ったので、「今月はおかず系がいい!」とリクエスト。メニューはハンバーグに決定です。まずはお買い物から。ただレシピ通りに作るだけではなく、料理に必要なことを総合的に学んでいきます。

今日の学びは、「大根はどこが甘いのか」。子どもたちの予想は「下のほう」でしたが、その場で調べてみると「甘いのは葉に近いほう」。「じゃあこっちだね!」と上のほうを手に取りました。

ハンバーグ用の玉ねぎを炒めて、サラダの準備をして…と、調理は順調に進んでいたのですが、途中であるミスが発覚。
お肉がやわらかすぎて、まとまらないのです。

実は、「玉ねぎの粗熱を取る」という工程がすっかり抜けてしまっていました。
でも大丈夫!今回は、先生にヒントをもらって、お肉を加えることでリカバリーしました。

お料理は、大きな「失敗」になることはありません。考えて工夫することで、挽回することができるのです。
子どもたちも「よかった~」と一安心。「次に作るときは気をつけよう」と心に決めたようでした。「失敗は、次に活かせば“失敗”ではなくなる」これは、お料理だけでなく、様々なことにおいても言えることです。
お料理を通じて、子どもたちは大事なことを学んでいます。

最後の仕上げは、レシピをしっかり確認しながら。

ついに、おいしそうなハンバーグプレートが完成しました♪

ハンバーグをひとり2つずつ、あっという間にぺろりと平らげてしまった子どもたち。
少しだけお裾分けをもらったお母さんたちも、「おいしい!」と大絶賛でした!