日記

目の前のお鍋を見て

キッズクラス担当のなつきです。 春めいてきたなぁと思ったら、少し冬に逆戻りだったこの日。今回のメニューは、ちょっと肌寒い日にぴったりのグラタンでした♪包丁使いはもうお手のもの。見本と同じ厚さで、トントンといいリズムで切っていきます。みんな、おうちでもお料理しているからこその上達ですね! 〝お野菜をしんなりするまで炒める〟というレシピの一文を見て、 「しんなり」ってどういうことだろう…?と考えていた子どもたち。透明感が出て、少しやわらかくなった状態を見て、「こういうことかぁ…!」と納得の表情。一つひとつが生きた学びです。 〝お肉に火が通ったら小麦粉を入れる〟という段階では、「きっとあと1〜2分だね」と予想を立てていました。なかなかいい見立て! 料理をするとき、材料によって水分量も違えば、調理器具によって熱の伝わり方も違います。レシピ通りに作ればうまくいく、というわけではありません。子どもたちは、もうそのことを知っているのです。レシピに書いてある通りではなく、目の前のお鍋の中の状態を見て、予想できていました◎ 小麦粉を入れた後は、〝お鍋の底をこそげ落とすように〟先生に教わったことを意識しながら、焦げないように火加減を調整。なかなかの力仕事ですが、交代で頑張りました! 「そうそう、ヘラはそう持つとうまくいくよ」お姉さんたちにもヒントをもらいながら、新しいことにもどんどん挑戦します。「もうグラタンのにおいがする…!」はやくも、焼き上がりが待ち遠しいですね♪ 今回はもう一つ、デザートにフルーツ春巻きも作りました。「揚げるときに油がはねないように、ぴったり閉じるのが大事!」先生にポイントを教わると、忘れないように復唱しながら、丁寧に仕上げます。おうちで作るときも思い出せますね。 包みながら、 「おうちでは、なにを入れようかな〜」と想像を膨らませていました。 さぁ、お待ちかねのグラタンとフルーツ揚げ春巻きの完成です♪「美味しい〜!」とーっても、満足気な表情。きっとご家族も喜びますね♪

“失敗”じゃない!

キッズクラス担当のなつきです。 この日は、自分たちでメニューを考えて作る、男の子チームのレッスンでした。先月はチョコレートケーキを作ったので、「今月はおかず系がいい!」とリクエスト。メニューはハンバーグに決定です。まずはお買い物から。ただレシピ通りに作るだけではなく、料理に必要なことを総合的に学んでいきます。今日の学びは、「大根はどこが甘いのか」。子どもたちの予想は「下のほう」でしたが、その場で調べてみると「甘いのは葉に近いほう」。「じゃあこっちだね!」と上のほうを手に取りました。 ハンバーグ用の玉ねぎを炒めて、サラダの準備をして…と、調理は順調に進んでいたのですが、途中であるミスが発覚。 お肉がやわらかすぎて、まとまらないのです。実は、「玉ねぎの粗熱を取る」という工程がすっかり抜けてしまっていました。 でも大丈夫!今回は、先生にヒントをもらって、お肉を加えることでリカバリーしました。お料理は、大きな「失敗」になることはありません。考えて工夫することで、挽回することができるのです。 子どもたちも「よかった~」と一安心。「次に作るときは気をつけよう」と心に決めたようでした。「失敗は、次に活かせば“失敗”ではなくなる」これは、お料理だけでなく、様々なことにおいても言えることです。お料理を通じて、子どもたちは大事なことを学んでいます。 最後の仕上げは、レシピをしっかり確認しながら。ついに、おいしそうなハンバーグプレートが完成しました♪ ハンバーグをひとり2つずつ、あっという間にぺろりと平らげてしまった子どもたち。少しだけお裾分けをもらったお母さんたちも、「おいしい!」と大絶賛でした!

自分で考えるからこそおもしろい!

キッズクラス担当のなつきです。 今日のレッスンに参加したのは、作ることが大好きな男の子たち。このクラスでは、作りたいものを考え、提案するところからレッスンが始まります。レシピのリサーチも自分たちで!今回はチョコレートケーキに決まりました。軽量も自分で挑戦。ただ計るのではなく、「このくらいで10gだから、70gはこのくらいかな…?」基準をもとに予想しながら、分量の目安もつかんでいきます。今回のポイントは、混ぜる部分。「すり潰すように」「さっくりと」など、その工程ごとにしっかり使い分けます。混ぜ方にもコツがあることに気づくと、先生のお手本を見て、自分でもやってみて…。一つひとつの工程を、素早く丁寧に!しっとりしたチョコレートケーキが完成しました!お味見は、おうちに帰ってからのお楽しみ。ご家族にも喜んでもらえますね♪「来月はなにをつくろうかな〜?」自分で考えてやってみるおもしろさを知っている子どもたち。はやくも次のレッスンが待ち遠しい様子です