日記

食材=いのちがあるもの

キッズクラス担当のなつきです。 今日のメニューは、野菜の肉巻きとお味噌汁。肉巻きの具は、定番のえのき、にんじんに、季節の野菜も加えて。オクラに触れると、「なんかふわふわしてる!」「いんげんはさらっとしているね」と気づいた子どもたち。「あっ、実は毛が生えていたんだぁ!」「ほんとだー!」自分でやってみることで、発見できることがたくさんあります。 下茹でをすると…板ずりをしたオクラが鮮やかな緑色に変わりました。「すごい!どうして?」ひとつの気づきから、興味・関心へもつながります。発見や変化を楽しめる心も素敵ですね◎ 準備ができたら、食べやすい量の野菜をお肉で巻いていきます。「巻くときに、キュッとするのが大事なんだね」お手本を見ながら、なにがポイントかも自分たちで気づきました。コツをつかむスピードが上がってきています。 今回のお味噌汁は、煮干しの出汁で。煮干しのハラワタを取りながら、「生きているときはどんな魚だったのかな…」とつぶやいた子もいました。食材=いのちがあるもの。そこに思いを馳せるだけで、食べることの意味もありがたさも増していきますね。 煮干しでとった、ほんわりと香る出汁も味わいました。わかめとたまねぎのほかに、残ったお野菜も入れて具だくさんに。味噌をといて完成♪肉巻きも焼いて、「いい香り〜♪早く食べたーい!」子どもたちは待ちきれない様子です。 おにぎりと合わせてランチプレート風に。「お弁当に入れたい!」と、早速実践をイメージしている子もいました。

見て学んでイメージして…!

自分の番でなくても、箸の動かし方や卵の溶き方など、熱心に見つめていました。自分が終わったあとも、「どうやったらもっと上手にできるかな?」と、学びの時間は続きます。いよいよ、オムライスの卵を焼きます。火を使う前にイメージトレーニング。先生と一緒に箸の動かし方を確認したら、次は自分で挑戦です。火を付けたら、目の前のフライパンに集中…! タイミングを見極めて、箸を動かします。

料理のコツを実感する瞬間

キッズクラス担当のなつきです。今回みんなで決めたメニューは、からあげ、プリン、フルーツティー!プリンを作っていると、「なぜカラメルをつくるときはヘラで混ぜないのか」「なぜ牛乳を少しずつ入れるのか」「なぜ濾す必要があるのか」など、次々と疑問が生まれました。 一つひとつに理由があることを知り、自分たちで作りながらそれを実感することで、料理の知識も深まりますね◎ 続いてのフルーツティーは、こだわりの一品。フルーツを食べやすい大きさに切って、皮も飾り用に♪「おいしくないわけないでしょう!」早くも試食の時間が待ち遠しい子どもたちです。子どもたちが楽しみにしていた、からあげも作ります。実は、「中学校に入ったら自分でお弁当を作りたい!」という目標に向けて、お弁当のおかずを一品ずつマスターしよう!と計画しています。からあげが、記念すべきその一品目です。今回は、ある工夫を取り入れて、ポリ袋で作りました。袋に入れたお肉と調味料をもみこみながら、「たしかに、洗い物が減っていいかも…」と。さすがお料理男子!作るだけでなく、片付けまで想像しながらレシピを読み込んでいます。今回は揚げ物のコツも学びました。色、泡の大きさ、音。その3つが、火が通った目安です。 「色だけじゃないんだね〜!」と納得の表情。音の違いや泡の大きさの違いを実際に感じることで、自分の経験として染み込んでいきます。コツを実感する瞬間です。 「いままで食べたからあげのなかで、一番おいしいかも!」自慢の一品ができあがりました♪ 今回はカリカリのからあげにしようと片栗粉を使いましたが、薄力粉とのバランスで食感が変わります。「どんなふうにちがうのかなぁ。おうちでもやってみよう!」と張り切っていました。自分好みの食感が見つかるといいですね♪