日記

包丁の使い方は〝すっと引くように〟

キッズクラス担当のなつきです。 今月のメニューは、冷やし中華と豆乳ゼリー。夏に嬉しいレシピですね。計量は、もうお手のもの。 今回は、キウイの皮むきにも挑戦。慣れない包丁の持ち方に試行錯誤していましたが、やっていくうちに感覚をつかんだようです。 最後はとってもスムーズに…!新しい挑戦があるたびに、子どもたちは成長しています。 冷やし中華は、一人ずつ錦糸卵もつくります。空のフライパンで、動かし方をイメージ! 具材を切るときの包丁の動かし方は、包丁を押さえつけるのではなく、〝すっと引くように〟ただ切るのではなく、ポイントを意識して切るので、子どもたちの集中も自然と高まります。 豆乳ゼリーの上には、とろとろのキウイソースを。 自分で切った具材を盛り付けて、作ったタレをかけたら… 夏にぴったり、ひんやりセットのできあがり◎早速、お母さんと、明日やってみようね!と話している子も。夏休みに大活躍しそうですね♪

フライパンを持つ手も大事!

キッズクラス担当のなつきです。今回の男の子クラスでは、お弁当の具を二種類。きんぴらと、だし巻き卵をつくりました。事前に調べておいたごぼうの洗い方を実践。なんと、アルミホイルがたわし替わりに!「とれるとれる~!」と気持ちよさそうです。おうちでも使えそうな技ですね。ごぼうは、ピーラーと、包丁で細切りにしたもの、2通りに。ふたつの食感を楽しめそうです。ピーラーで向きながら…ごぼうは“根元の方がかたい”ということも知りました。火を通す前と通した後だと、野菜の様子の違いは歴然! “しんなりするまで”という表現に、「ほんとうだ~!」と納得していました。 教えてもらったり、自分でやってみたりしながら、学びが積み重なっていきますね◎ 調味料の計量をしながら、算数についての学びも。「大さじ1は小さじ1の3倍かぁ…!」お料理は、食べるものをつくるだけではなく、日々の学びのあらゆることが詰まっています。実感をもって学べるのもお料理の素敵なところです。 お次は、だし巻き卵もつくります。今日が初めての本格的なお料理、さきほど〝お料理の先輩〟に教えてもらった「すりきり」、早速上手にできました♪おだしも入れて…1人1つずつ焼いていきます。ただ箸でまわそうとしても、うまくいかない…ポイントは、フライパンを持つ手! 教わった通りにやってみると、「確かに!やりやすい~」と納得の表情。「そうか、むしろこっちの手のほうが重要なんだ…!」大事なところに気づきましたね◎自分でやるからこそ、やりにくさも、ポイントの意味も、実感として持てるもの。「まずは挑戦してみる」ということの価値はとても大きいのです。 少し崩れたときは、巻きすを使ってリカバリーすれば大丈夫!お料理に、失敗はありません。 それぞれのだし巻き卵が完成しました!「おなか空いてきちゃったなぁ…」思わずぽつり。 食べやすい大きさに切って、お待ちかねの試食タイムです。 あっという間に、ぺろりと平らげてしまった子もいました。自分で焼いただし巻き卵は、きっと格別の味だったのでしょうね♪

食材=いのちがあるもの

キッズクラス担当のなつきです。 今日のメニューは、野菜の肉巻きとお味噌汁。肉巻きの具は、定番のえのき、にんじんに、季節の野菜も加えて。オクラに触れると、「なんかふわふわしてる!」「いんげんはさらっとしているね」と気づいた子どもたち。「あっ、実は毛が生えていたんだぁ!」「ほんとだー!」自分でやってみることで、発見できることがたくさんあります。 下茹でをすると…板ずりをしたオクラが鮮やかな緑色に変わりました。「すごい!どうして?」ひとつの気づきから、興味・関心へもつながります。発見や変化を楽しめる心も素敵ですね◎ 準備ができたら、食べやすい量の野菜をお肉で巻いていきます。「巻くときに、キュッとするのが大事なんだね」お手本を見ながら、なにがポイントかも自分たちで気づきました。コツをつかむスピードが上がってきています。 今回のお味噌汁は、煮干しの出汁で。煮干しのハラワタを取りながら、「生きているときはどんな魚だったのかな…」とつぶやいた子もいました。食材=いのちがあるもの。そこに思いを馳せるだけで、食べることの意味もありがたさも増していきますね。 煮干しでとった、ほんわりと香る出汁も味わいました。わかめとたまねぎのほかに、残ったお野菜も入れて具だくさんに。味噌をといて完成♪肉巻きも焼いて、「いい香り〜♪早く食べたーい!」子どもたちは待ちきれない様子です。 おにぎりと合わせてランチプレート風に。「お弁当に入れたい!」と、早速実践をイメージしている子もいました。