お料理を楽しむために大切なこと!
キッズクラス担当のなつきです。今日のメニューは、野菜の肉巻きとお味噌汁。材料の下ごしらえも自分たちでやりながら、できることがどんどん増えています。「どんな大きさがいいかな…」野菜を切るときは、子どもたちが自分たちでそのサイズも考えます。答えがないからこそ、考える価値もあるのです。「うーん…食べやすい大きさ、かなぁ!」お料理をするときの大事な視点ですね◎お肉の大きさに合わせて、巻きやすい、そして食べやすい大きさに、トントン…と手際よく包丁で切っていきます。同じ大きさに切ることはもうお手のもの。大人顔負けの包丁さばきです。 今回は、お肉の巻き方がひとつのポイント。ふんわりとではなく、キュッキュッとしっかり巻きつけるのがコツと教わると、自分たちでも実際に挑戦。うまくいかなかったらやり直して、どんなふうに巻いたらいいのか、自分の手で感覚をつかんでいきます。 崩れてしまわないように、〝巻き終わりを下にして〟というポイントもおさえられました◎今度はお味噌汁もつくります。昆布と鰹節から出汁をとると、キッチンにはお出汁のふんわりとした優しい香りが広がりました。「いいにおい〜!味見したい!」 みんなでふぅふぅといいながら、お出汁をいただきました。「おいしい…!!」すでにお出汁の味わいを知っている子どもたち。「早く食べたーい!」と口を揃えます。今日の具はわかめとたまねぎ、そして油揚げ。肉巻きで使ったえのきも入れて具だくさんに♪仕上げは、味を見ながら味噌の量を決めていきます。 「うん、ちょうどいい!」みんなが納得したところで、お味噌汁が完成しました。 肉巻きも仕上げます。〝火を使うときは火傷に注意する〟大事な約束を、自分たちでも意識できるようになってきました。今日の学びは、直接火がなくても熱いところがあること。お鍋から引き上げた鰹節を入れたボウルやお鍋を開けたときの湯気なども、「熱いかもしれない」という可能性を知るだけで、自分で危険を予測できるようになります。お料理を楽しむために、大事なことです。 お肉を焼くときも〝巻き終わりを下に〟することで、しっかりお肉を固定することができました◎おいしそうな肉巻きのできあがり♪ お味噌汁と合わせて、いただきます! 「おいし〜い」ぱくぱく食べられてしまいますね! 「お母さんにも作ってあげよう!」「おうちではなにを巻こうかな〜」と子どもたちのイメージも膨らんだようでした。