こだわりの一品

こだわりの一品

キッズクラス担当のなつきです。
自分たちで作るものを決めている男の子クラス。今月は、今の季節にぴったりのおはぎと大学いもをセレクトしました。

おはぎに使うのは、もち米。普段食べているうるち米と比べてみました。「うるち米のほうが、透明感があるんだね」よく観察すると、発見があります。

あんこをつくるときの「ゆでこぼす」とは…?新たな学びも。

「炊くときは同量のお水だよね!」なんとも頼もしい発言!準備もどんどん進めます。

おはぎを包むきなこを、そのまま味見。
「豆まきの豆と同じ味がする…!」パッケージ裏の表で原材料にも注目しました。味わうたびに学びが深まりますね。
ここに、きび糖と少しの塩を加え、好みの甘さに調整。なにごとも、最初から「ちょうどいい」はないですが、調整することで〝変えられる〟ことを子どもたちは知っています。

ごはんを撞くのははじめての子も多く、興味津々。「撞かないとくっつかないのかな?」「でもどうして半分だけ撞くの?」「あ、全部ついちゃったらおもちと一緒かも…?」ほかの料理も思い浮かべて比べながら、さまざまな疑問や考えが生まれていました。

先生の包み方をじっくり観察したら、自分たちでも挑戦です。

最初はうまくいかなくても、少しずつコツが掴めてきました。

大学いものカラメルは、砂糖が溶けるまで触らずにじっと我慢…

揚げたおいもに絡めていると、
「さっきはこんなにくっつかなかったのに…!」冷めたときのとろみと、あたたかいときのさらさら感もつかめましたね。

美しさも大事。おいしいものをおいしくみせる盛り付けにもとことんこだわって、自慢の一皿が完成しました♪

試食が終わると来月の企画会議。「来月はごはんものにしようよ!」パソコンを囲み、早速レシピについてのアイディアを出しあっていました。